2019-02-08
長野県から通院されている40代女性患者様は、引っ越しを契機に、円形脱毛症が再発しました。そして、皮膚科で処方されたアトピー性皮膚炎の治療薬であるルパフィン(含まれている成分は、ルパタジン)などの抗ヒスタミン剤で、円形脱毛症はみるみる悪化しました。皮膚科での治療が無効で、名古屋Kクリニックに来院されました。IGF-Iを増やす治療を開始すると、抗ヒスタミン剤により傷ついた毛が、新しい毛に生え変わる時期(治療2ヵ月)を経て、治療4ヵ月では、明らかな改善が見られました(写真)。これから、花粉症のシーズンです。ドラッグストアで買った、また、皮膚科や耳鼻科で処方された抗ヒスタミン剤で、髪の毛を失わないように注意しましょう。飲んでも、塗っても、点眼しても、また、点鼻しても、毛が抜けます。