2018-07-13
10代の女子の患者様は、来院3年前から、頭頂部が薄毛となり、近所の皮膚科や赤十字病院の皮膚科を受診しましたが、原因がわからないと治療を拒否されました(治療法もありませんので)。後頭部の目立つ部分が薄毛だったので、学校でも、つらい思いをされたでしょう。当クリニックに来院され、IGF-Iを増やす治療を、カプサイシン、タキシフォリン、、大量のセファランチンで行ったところ、次第に薄毛は改善され、治療1年で、ほぼ治癒し(写真)、薬の減量に入りました。円形脱毛症に似た機序で脱毛するときも、このように、び漫性に抜ける場合もあります。小さなお子様の脱毛症は、ほとんどの皮膚科ででは、ステロイドの塗り薬を処方して、放置する場合が多いようです。もちろん、効果はありません。小さなお子様の脱毛症の治療も、当クリニックへご相談下さい。