2018-04-27
これは、ムヒを塗って円形脱毛症を発症した40代女性患者様の声です。昨年の夏に、蚊に刺されて、体の何カ所にも、ムヒを3日間続けて塗って、その直後に円形脱毛症を発症しました。賢くも、皮膚科に行かずに、直接、当クリニックに来院されました。IGF-Iを増やす治療を開始すると、毛根が傷んだ毛が、新しい毛と生え変わるために、一時的に、脱毛部分が拡大しましたが、同時に、内部に薄毛もはえはじめ、治療10ヵ月目には、明かな、改善が見られてきました(写真)。この時に、ほっとされて、この言葉を、言われました。多発型の円形脱毛症は、日本中、いや世界中の皮膚科治療では、治りません。このことを、感じておられて、この言葉を言われたのでしょう。これから、夏になりますが、ムヒやウナコーワなどの痒み止めは、使わないようにしましょう。