2018-03-20
花粉症の季節ですが、目の痒みに、市販の目薬を使用している人も多いでしょう。お伝えしているように、目薬に含まれるかゆみ止め(抗ヒスタミン薬)は、IGF-Iを減らして、脱毛を引き起こします。県外から、通院されている60代女性患者様は、30年間も、サンテドゥプラスeアルファ(抗ヒスタミン薬入り)を、毎朝1回使用していました。そして、30年間ずっと、薄毛が気になっていました。薄毛を治療しに、当クリニックに来院され、IGF-Iを増やす治療を始めると、通常は、1ヵ月で、毛が太くなるのですが、全く効果がありませんでした(写真)。そして、よく話を聞くと、この目薬を使い続けているとのことでした。すぐに、目薬の使用を止めてもらうと、その2ヵ月後から、生え際の毛が、増えてきました(写真)。かゆみ止め入りの目薬の使用は、特に、薄毛の人で、大量の脱毛を引き起こします。また、毛の質も悪くしますので、使用は控えましょう。