2018-01-29
この患者様は、円形脱毛症を発症する2ヵ月前から、近所の耳鼻科や小児科で、風邪の時の鼻水を止めるための抗ヒスタミン剤を毎週のように、処方され、円形脱毛症を発症しました。その後も、近所のお医者さんで、抗ヒスタミン剤を乱発され、とうとう、しかも、髪の毛のほぼすべてを失う全頭脱毛にまで、進展しました。皮膚科の治療が、全く効果なく、名古屋Kクリニックに来院されました。IGF-Iを増やすサプリメント塗り薬で、治療4ヵ月目には、明らかな改善が見られています(写真)。治療前の写真を見て、患者様自身が、”つんつるてん”と言われていました。近所のお医者さんには、つんつるてんにする抗ヒスタミン剤などの風邪薬の安易な乱発を止めてほしいものです。