2024-01-16

IGF-1を増やす治療で、待望の妊娠、そして髪の毛もきれいに！

30代の女性患者さんは、不妊で悩まれており、人工授精を数回受けられましたが、すべて失敗でした。脱毛するビラノア（痒み止め）や生理痛でのロキソニンで、薄毛がひどくなり、当クリニックを受診されました。IGF-1を増やす治療では、妊娠しやすくなりますとお伝えしておきました。そして、治療開始から、5ヵ月後に妊娠が判明しました。お喜びになって、連絡を頂きました。そして、治療７ヵ月後（妊娠4ヵ月目）には、頭頂部の薄毛も改善しましたが、髪の毛全体が、さらに黒くなり、艶も良くなっていることがわかります（写真）。これは、治療でIGF-1が増えることに加えて、形成された胎盤が、IGF-1を増やす女性ホルモンを作るためです。ただ、出産すると、胎盤が娩出されて、急激に女性ホルモンが低下するので、抜け毛が増えて、さらに産後の鬱状態などが引き起こされることがあります。不妊であったということは、妊娠の継続も容易ではなかったはずなので、現在のIGF-１を増やす治療は、妊娠の継続にも貢献しているはずです。高額な不妊治療に比べれば、カプサイシンやイソフラボンなどのサプリメントによる妊娠の達成のコスパは抜群です。