2023-11-25
30代の男性患者さんは、痛み止めロキソニンで円形脱毛症を発症し、皮膚科でビラノアというかゆみ止めを飲まされて、とうとう全身の毛が抜ける汎発性脱毛にまで悪化しました。勿論、皮膚科治療で治らず、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療で順調に改善し、珍しく再発もなく順調に改善しました(写真、治療2年6ヵ月後)。しかし、仕事が忙しくなり、サプリメントやセファランチンの飲み忘れが増えて、頭頂部で脱毛が見られました(写真、治療2年7ヵ月後、青い円内)。汎発性脱毛で、これだけスムーズに改善する例は少ないのですが、このままいくと再発します。しかし、なかなか飲み忘れはなくならないようです。