2021-07-30
県外在住の2歳の男子患者様は、円形脱毛症の家族歴はありませんでしたが、ムヒ子供用顆粒を5日間飲んで、その1ヵ月後に円形脱毛症を初発しました。皮膚科で、無駄なステロイド塗り薬と紫外線照射で治療されましたが、良くなるはずもありません。当クリニックに来院され、カプセルが飲めないので、タキシフォリン(ラーシュ)、αGPC、そしてセファランチン150mg/日で、IGF-1を増やす治療を開始すると、治療前にあった毛の残骸が消えて、治療1ヵ月目から白い産毛が、そして治療2ヵ月後には、黒い産毛も生えてきて、治療3ヵ月を超えると、明らかに全体に、黒い産毛が生えてきました(写真)。お父さんも”めっちゃ生えてきました”と喜ばれていました。少し飲み忘れがでてきたので、決して、安心して飲み忘れが出てくるようなことがないようにお話しました。一旦再発すると、次はなかなか生えてきませんので、今の状態の良いときに、一気に改善させてほしいものです。季節がら、蚊に刺されたりしても、絶対にムヒなどのかゆみ止めは塗らないようにして下さい。また、自分でムヒなどを塗って、その手で、お子様を触ることも避けましょう。脱毛症がなくても、かゆみ止めを塗ることは、IGF-1を下げますので、免疫力が落ちで、新型コロナウイルスに感染しやすくなりますし、ワクチン接種でも、副作用が強くでます。蚊に刺されたら、頭に塗る、パンジェントジェルを塗って、もっとかゆくして、早く治しましょう。