2021-04-07
北海道在住の20代の男性患者様は、お父様に円形脱毛症の既往があり、就活中に頭痛薬を頻回に服用して、円形脱毛症を再発しました。近所の皮膚科治療で、無効、そして、次は、お決まりの総合病院皮膚科での、むなしいステロイドパルス治療でした。無効でした。困り果てて、当クリニックを受診され、カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチン(150mg/日)で、IGF-1を増やす治療を開始すると、傷んだ毛が抜けて、新しい毛に生え変わる、毛の生え変わりを経て、産毛が増えてきました。そして、順調に改善し、治療10ヵ月後には、治療開始時とは別人ような外見になりました(写真)。患者さんの中には、セファランチンの150錠(150mg)/日が多すぎる(量ではなくて、錠数だけが多いだけなのですが)と心配する方がいる反面、セファランチンを飲みだして、脱毛症以外にも、体の不調がなくなり、病院に行くことがなくなったと言われて、円形脱毛症以外の患者さんが、セファランチンの大量服用を希望される方も多いのです。高齢の伯母様に飲んでもらったら、それまでに、寝たり起きたりだった生活が、一変して、元気に活動している例、さらに、新型コロナ感染予防に、飲まれている方もいます。感染力の強いウイルスですので、免疫力を上げるしか、予防法はありません。セファランチンは、副作用がなく、そして、効果は高く、慢性炎症や免疫力の低下が改善される生薬です。大量服用を怖がる人の気持ちが理解できません。