名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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2021-03-01

刺激物は、胃や食道に悪い?事実は、逆です!

50代の男性型脱毛症の治療中の患者様は、声がかすれると、耳鼻科医に訴えたところ、胃酸が逆流して、のどを荒らしているからだと、内視鏡もせずに、逆流性食道炎の診断名を付けられ、胃酸分泌を強力に抑えるネキシウムという薬を処方されました。おまけに、刺激物は胃や食道に悪いと言われ、カプサイシンを飲むのを禁じられました。その結果、4ヵ月後には、当然、脱毛症は悪化しました(写真)。ほとんどのお医者さんは、刺激物は胃腸に悪いからと、胃炎、胃潰瘍、また、逆流性食道炎の患者さんには、指導します。カプサイシンなどの刺激物が、これらの病気に悪いって、本当に、データをもって言ってるのでしょうか?そうではなく、ただ、感じで言っているだけで、医学的な指導ではないのです事実は、全く、逆です(たーだ、言ってるお医者さんは、反省しなさい!)。少し古い論文ですが、2007年のInflammopharmacologyという雑誌(15巻、232-245ページ)には、人でのカプサイシンの胃酸分泌や胃炎に対する影響が調べられて、結果が報告されています。2週間のカプサイシン投与は、胃酸の分泌を抑え、胃酸を中和する胃液成分を増やし、痛み止めであるインドメタシン(脱毛させます)やエタノールによる胃炎を抑制したことが記載されています。この患者様にも、このことをお伝えしたところ、それでは、逆流性食道炎にも、カプサイシンは、良いのですね、と言われて、また、服用を再開しました。カプサイシンが、胃の刺激症状を出すために、胃炎や胃潰瘍を起こすといわれると、そうかなと、医学の勉強をしていない人も、した人(医者)も思ってしまうのでしょうね。こわいですね、根拠のない思い込みは。これで、逆に、胃炎や逆流性食道炎は悪くなることもあるでしょう。胃酸分泌を抑える薬は、急場しのぎには、良いのですが、長く飲む薬ではありません。脱毛のみならず、免疫力を抑えることは、昨年、米国から報告されました(新型コロナウイルス感染が悪化)。胃酸が、IGF-1を増やし、免疫力を上げるからです。気を付けましょう、無責任なお医者さんのおせっかいには。円形脱毛症 病院