2020-08-03
愛知県外在住の5歳の女性患者様は、3歳で、円形脱毛症を発症しました。食物アレルギーがひどく、エピペンを持ち歩くほどでした。そのため、大量の、脱毛する抗ヒスタミン剤を服用し、円形脱毛症を発症しました。食物アレルギーを治療していた総合医療センターの皮膚科で、円形脱毛症も治療されましたが、ダメでした。当クリニックに、来院され、カプサイシンが飲めなかったので、タキシフォリン(ラーシュ)と大量のセファランチンで、IGF-1 を増やす治療を開始すると、傷んだ毛が抜けて、新しい毛に生え変わる、毛の生え変わりにより、大量の脱毛がありましたが(写真、治療3ヵ月後)、治療2年4ヵ月後には、ほぼ完治の状態になりました。食物アレルギーを治療している医師は、経過を見ていて、驚いたそうです。それよりも、食物アレルギー治療に使用していた、脱毛薬である抗ヒスタミン剤を中止しても、アレルギーの悪化は見られず、抗ヒスタミン剤投与は、不要な治療であったことがわかります。もしくは、IGF-1 を増やす治療で、食物アレルギーも改善したのかもしれません。基本的に、抗ヒスタミン剤は、不要で、副作用のみ強い薬です。多くの人達は、ドラッグストアの店頭に積まれた、抗アレルギー薬として売られている、危険な薬を飲んでいることになります。症状だけは軽くするが、病気の原因を悪くする対症療法薬である、痛み止めやかゆみ止めは、髪の毛のためにも、体のためにも、飲まないようにしましょう。