2020-07-08
これは、北陸地方在在住の、対面診療から、遠隔診療に切り替えて、治療を続けている5歳女性の患者様のお母様の声です。お父様に、円形脱毛症の既往があり、生活環境の変化、さらに脱毛する薬であるモンテルカストを服用していたこともあり、発症したものと考えられます。皮膚科で、外用剤を処方され、せっかく、頭皮にかゆみが出てきたのに、また、脱毛する抗ヒスタミン剤(かゆみ止め)を出されて、悪化しました。困り果てて、当クリニックを受診され、カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1 を増やす治療を開始すると、毛の生え変わりを経て、産毛が、増えてきました。そして、治療6ヵ月後には、明らかな改善が確認されて、このように言われました。何回も繰り返される、皮膚科治療による悪化。ほとんど、同じストーリーです。皮膚科医は、抗ヒスタミン剤で、悪化することに気付かないのか、まじめに見てないのか、診療ガイドラインの前で、思考停止になっているのか、改善してほしいものです。