2020-06-17
これは、県外在住の、遠隔診療で治療されている、6歳女性患者様の、お母様の声です。このお母様に、円形脱毛症の既往がありました。この患者様は、当クリニック来院の5年前に、最恐の脱毛薬であるアレロックや、やはり脱毛するケトチフェンなどの、抗ヒスタミン剤を投与されて、円形脱毛症を発症しました。皮膚科で、フロジン液や液体窒素などで治療されるも、全く効果なく、とうとう、全身の毛を失う汎発性脱毛にまで、悪化しました。困り果てて、当クリニックを受診されました。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1 を増やす治療を開始すると、脱毛薬で傷んだ毛の残骸(断毛)が取れて、状態の良いところから、産毛が生えてきました。そして、治療1年1ヵ月後には、明らかな産毛の増加が確認でき(写真)、この時に、お母様が、このように言われました。まだまだ、知らないこととはいいながら、世界中では、これらの脱毛薬で、円形脱毛症を起こしたり、悪化したりしている患者さんが、多くいるでしょう。円形脱毛症を起こす薬は、他の自己免疫疾患を起こしたり、悪化させたりしているはずです。このような情報が、早く、知れ渡ればよいのですが、このような怖い薬が、あまりにも多く、広く使われていて、一部の医師や薬剤師は、これらの薬の怖さに気づいているものの、多くの医師や薬剤師は、とても、そのようなことを信じることができないでしょう。怖い話です。薬害は、続くでしょう。