2020-06-12
関東地方在住の10代男性患者様は、当クリニックに来院される4ヵ月前に円形脱毛症を初発しました。部活練習のきびしさと長年服用しているアトピー性皮膚炎治療薬である抗ヒスタミン剤で、発症したと考えられます。皮膚科治療を受けると、みるみる悪化し、困り果てて、遠路、当クリニックに来院されました。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1 を増やす治療を開始すると、毛の残骸である切れ毛が、減ってきて、産毛が生えてきました。一番広い脱毛部分である、うなじでは、治療10ヵ月で、明らかに改善し(写真)、この時に、患者様のお母様が、嬉しそうに、このように言われました。皮膚科治療で、1ヵ所であった円形脱毛症が、一気に増えるなんて、どのような治療を行ったのでしょうか?まだ、完全に生え揃わない部分が、2か所ありますが、完治も、もうすぐです。