2020-04-17
これは、関東地方在住で、遠隔診療で、治療されている10代の女性患者様のお母様の声です。患者様は、2歳で円形脱毛症を発症し、その後の、長い皮膚科治療では、改善せず、小学校入学時に、自然治癒しました。ところが、皮膚科の先生は、蕁麻疹に対して、最恐の脱毛薬であるアレロックを処方し、また、脱毛しました。総合病院で、2年間、かぶれ治療と液体窒素の治療を受けましたが、効果なく、遠路、当クリニックに来院されました。来院時、頭髪をすべて失う、全頭脱毛の状態でした(写真、治療前)。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1 を増やす治療を開始すると、わずかに残っていた白い産毛が、黒くなり始め、その周辺に産毛が生えてきました。ちょうど、治療1年後に、後頭部から前頭部にかけて、産毛が生えてきて、広い範囲で、毛穴が黒く目立って、細い産毛が生えてきました(写真、治療1年後)。結局、皮膚科は、脱毛症の治療ではなく、脱毛させる治療を行う所になり、こわいですね。