2020-01-20
沖縄在住の、10代の女性患者様は、脱毛成分を含むアイボンを使用中、さらに、脱毛成分を含むパブロンの点鼻薬と内服で、円形脱毛症を発症しました。皮膚科を受診し、3ヵ月間、かぶれ治療とステロイドの塗り薬で、治療されましたが、全く改善せず、全頭脱毛にまで、悪化しました。困り果てて、遠路、当クリニックまで、来院されました。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1 を増やす治療を開始すると、頭頂部の死んだ毛は抜けて、新しい毛に生え変わり、周辺で、産毛が生えてきました(写真、治療26日後、赤い円内)。血液検査では、自己免疫疾患の所見がありました。遠路、受診された甲斐があり、ご両親も、ほっとされていたようでした。お子様の円形脱毛症は、ご両親にとって、深い悩みです。当クリニックまで、ご相談下さい。