2019-11-12
愛知県外から通院されている30代女性患者様は、東京在住時代に、痛み止めの常用で円形脱毛症を発症しました。円形脱毛症治療外来のある私立J大学医学部附属病院の皮膚科を受診しましたが、ステロイドの局所注射、その外用剤、そして、なんと脱毛する抗ヒスタミン剤であるタリオンを処方され、1年2ヵ月間治療を受けて、悪化しました。その後、鍼灸治療を受けられて、良くなったり、悪くなったりを繰り返されていました。しかし、結局治らないので、当クリニックを探して、来院されました。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンを用いて、IGF-1 を増やす治療を開始すると、すぐに産毛が生え始めて、治療6ヵ月で、ほぼ完治しました。長い年月治らなかった円形脱毛症が、短期間で完治して、なにか信じられないようでした。今後は、脱毛する薬を飲まないようにして、再発を防がなければなりません。