2019-10-23
50代の女性患者様は、花粉症の時期に、抗アレルギー剤とアイボンを使用して、季節の変わり目の影響を受ける6月に円形脱毛症を再発しました。すぐに、皮膚科を受診して、保険診療での薬とステロイドを処方されました。治療2ヵ月で、一向に治らず、困り果てて、当クリニックに来院されました。左右両側の側頭部に大きな脱毛斑があり、カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1 を増やす治療を開始すると、傷んだ毛が、新しい毛に生え変わる、毛の生え変わりを経て、治療2ヵ月で、右側頭部前方に黒い産毛が生えてきました(写真)。皮膚科治療で、治らなかったので、医療不信になられて、産毛が生えてきたのをみて、このように言われました。皆さん、皮膚科治療を受けているのに、どんどん円形脱毛症が増えていくと、不安になられている方が多いのは事実です。早く、産毛が生えてくる治療を受けましょう。