2019-08-10
三重県在住の4歳の女性患者様は、アレルギーがあり、ある総合病院で、ザイザルなどの、抗ヒスタミン剤を大量に処方され、円形脱毛症を発症しました。そこの皮膚科で治療するも、効果なく、困り果てて、当クリニックを受診されました。タキシフォリンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1 を増やす治療を開始すると、抗ヒスタミン剤で傷んだ毛が大量に抜けて、新しい産毛と生え変わってきました(写真、治療開始時)。事実上、全頭脱毛からの治療となりましたが、治療1年8ヵ月で、ほぼ治癒状態となりました(写真)。ところが、アレルギーの治療で受診している、その県内の総合病院のアレルギーを治療している医師が、抗ヒスタミン剤で毛が抜けるなどありえない、また、円形脱毛症を治しきれなかった皮膚科医が、セファランチンの大量使用は考えられないなどと患者様のお母様に言ったそうです。抗ヒスタミン剤を止めても、アレルギーは、逆に改善してきています。そのお医者さんは、それほど抗ヒスタミン剤が安全だと自信があるなら、使用してみて下さい。そして、円形脱毛症が、悪化したら、セファランチン大量療法を批判した、皮膚科医に直してもらって下さい。しかし、抗ヒスタミン剤を、使う勇気はないといったそうです。これらの医師たちは、信用できませんね。