2019-07-30
関東地方在住の10代女性患者様は、風邪の治療で、脱毛する抗ヒスタミン剤を処方されて、円形脱毛症を再発しました。皮膚科治療では、もちろん治らず、それどころか、次々に、抗ヒスタミン剤を投与され、円形脱毛症の中でも、重症の蛇行性脱毛にまで進展しました(写真、治療前)。困り果てて、名古屋Kクリニックを受診され、数回の対面診療の後、遠隔診療で治療を開始しました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1 を増やす治療を開始すると、途中で、再発は見られましたが、治療1年を過ぎてから、改善しはじめ、治療1年1ヵ月後には、明らかに改善しました(写真)。重症の蛇蛇行性脱毛は、発症されているご本人や、ご家族にとって、深い悩みです。IGF-1 を増やす治療で、改善させて、気持ちを晴れやかにしたいものです。