2019-07-16
50代の女性患者様は、脱毛する痛み止めが入った、ケトプロフェンテープを貼って、円形脱毛症を再発しました。それから、1年2ヵ月間、皮膚科で、いろいろな治療を受け、最後は、ステロイドパルス療法という、いったん、毛が生えることは、あっても、治療を中止すると、すぐに抜ける治療を受けましたが、やはり、無効でした。困り果てて、名古屋Kクリニックを受診し、カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1 を増やす治療を開始すると、産毛が生え始め、後頭部にあった大きな円形脱毛症は、治療7ヵ月で、明らかに改善しました(写真)。この部分が、とてもかゆいそうです。毛が生えてくると、その部分は、とてもかゆくなります。これは、状態の良くなった頭皮の知覚神経が、敏感になるためで、この患者様も、良くご理解していただけているようでした。1年以上もの、皮膚科の無効な治療、お疲れさまでした。