2019-06-28
40代女性患者様は、お父様に円形脱毛症の既往があり、20年前に第2子出産後に、再発しました。さらに、アトピー性皮膚炎の治療で、脱毛するエピナスチン服用も開始し、円形脱毛症は悪化しました。AGAの治療クリニックを受診すると、うちでは、治らないと、総合病院の皮膚科を紹介されましたが、ここでも、円形脱毛症の治療をしながら、脱毛するタリオンやオロパタジンを処方され、結局、頭髪のみならず、全身の毛が抜ける、汎発性脱毛にまで、進展しました。困り果てて、当クリニックを受診され、カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量を用いて、IGF-1 を増やす治療を開始すると、白い産毛が生えてきました。体温も低かったので、チャガを併用すると、黒い産毛が生えてきて、チャガ併用4ヵ月後には、広い範囲で、黒い産毛が生えてきました(写真)。患者様は、自分では、気が付かなかったが、診察で見てもらうと、生えているのがよく分かったと言われて、半ば、驚いていました。長期間の皮膚科治療で、生えなかったので、どの治療にも、半信半疑でしたが、今回は、効果を確信されていたようでした。チャガの併用効果は、高いようです。