2019-06-14
50代の女性患者様は、腰痛のため、脱毛成分を含むケトプロフェンテープを腰に貼って、円形脱毛症を発症しました。皮膚科を受診すると、皮膚炎があると言われ、脱毛する、抗ヒスタミン剤である、フェキソフェナジンを処方され、円形脱毛症は、著明に悪化しました。ステロイドパルス療法でも、効果なく、困り果てて、名古屋Kクリニックを受診されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1 を増やす治療を開始すると、白い産毛や黒い産毛が、生え始め、治療6ヵ月目には、後頭部の左上の大きな脱毛部分の内部は、白い産毛が大量に生えて、また、他の脱毛部分では、ほぼ黒い産毛が、生え揃ってきました(写真)。そして、何よりも、治療前の、抜け毛の多かった時に比べると、抜け毛が、減ったことが、一番うれしいと話されていました。効果がないばかりか、脱毛する薬を投与する皮膚科の治療で、毎日、大量の毛が抜けていくのは、耐えられないでしょう。