2019-06-10
30代の女性患者様は、痛み止めであるロキソニンを常用していて、円形脱毛症を発症しました。皮膚科を受診すると、脱毛するフェキソフェナジンを処方され、円形脱毛症は、ますます、悪化しました。当クリニック院長の著書、”薬害脱毛”を読まれて、すぐに、ロキソニンとフェキソフェナジンを中止され、当クリニックを受診されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量を用いて、IGF-1 を増やす治療を開始すると、治療1ヵ月で、頭頂部の脱毛部分の内部に、産毛が生えてきました(写真)。やっと、治ってきたかという、表情でした。失われた7年間でした。