2019-05-29
脱毛症の中では、最も、その数が多い、男性型脱毛症は、80歳までに、男性の80%が罹患すると言われています。この脱毛症は、母方の祖父から遺伝し、また、一方では、その発症が、生活習慣とも、密接にかかわっています。治療は、やはり、IGF-1 を増やすものが、最も有効で、良く知られているプロペシアやミノキシジルなどのみの治療では、進行を止める程度の効果しか期待できません。カプサイシンなどのサプリメントとアボルブで、それぞれ、IGF-1 を増やし、また、減らさないようにすると、ゆっくりですが、しかし、確実に、改善していきます。写真は、関東地方在住で、遠隔診療で、治療を受けられている50代の男性型脱毛症の患者様の頭部です。治療前に比べると、明らかな改善が見られています。しかし、円形脱毛症と違い、男性型脱毛症では、治療を中止すると、また、徐々に、もとに戻っていきます。長く、治療することが必要です。