2019-05-15
関西地方から通院されている4歳の女子患者様は、下にお子さんが生まれて、円形脱毛症を発症しました。近くの皮膚科を受診しましたが、治らず、かえって、アレロックやザイザルなどの抗アレルギー剤を投与され、円形脱毛症は、悪化しました。お母様に、円形脱毛症の既往があるので、その素因が遺伝していえると考えられます。困り果てて、名古屋Kクリニックを受診され、カプセルが飲めないので、タキシフォリンとセファランチンの粉薬を飲んでもらい、IGF-1 を増やす治療を開始しました。抗アレルギー剤で、傷んだ毛が、新しい毛に生え変わる、毛の生え変わりを経て、治療4ヵ月後から5ヵ月後に、産毛が生えてきました(写真)。生え変わりの時は、毛が抜けるので、お母様は、不安そうでしたが、産毛が生えてきたのをみて、ほっとされていました。小さなお子様の、円形脱毛症も、IGF-1を増やす治療で、安全に治せます。