2019-05-10
九州地方在住の30代男性患者様は、幼稚園で円形脱毛症を初発し、これは自然治癒しましたが、名古屋Kクリニックを受診される5年前に、再発しました。皮膚科を受診しましたが、その治療を14日間で見限り、その後、放置していました。ご家族の方が、インターネットで当クリニックを検索され、勧められて、来院されました。もう治らないと思われていましたが、カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1 を増やす治療を開始すると、産毛が生えてきました。その後、遠隔診療で、治療を続けていくと、治療6ヵ月後には、治療前にあった脱毛斑が、ほぼ隠れるほどに改善しました(写真)。この時に、この患者様が、このように言われました。円形脱毛症を発症して、皮膚科を受診して、そこの医師の診療態度が原因で、治療を中止される患者さんが、多いようです。皮膚科治療では、円形脱毛症は、治らないことを、多くの皮膚科医は知っているので、それが、診療態度に表れるのでしょう。IGF-1 を増やす治療をお勧めします。