2019-04-30
北陸地方から、通院されている10代女性患者様は、円形脱毛症が、いったん改善した後、フェキソフェナジンを処方され、再発し、蛇行性脱毛にまで、悪化しました。いろいろな皮膚科で治療するも治らず、名古屋Kクリニックを受診されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1を増やす治療を開始すると、大量のフェキソフェナジン服用により、傷んだ毛が抜けて、新しい毛に生え変わる、毛の生え変わりを経て、治療4ヵ月目に、産毛が増えてきました(写真)。生え変わりが起こったころは、患者様のご両親も不安を感じられていましたが、明らかに、毛が生えてきたのを確認されて、安心されていました。まだまだ、皮膚科治療で処方される抗ヒスタミン剤で、円形脱毛症が悪化する場合が多く、患者さん自身で、このような薬を飲まないように注意しなければならないでしょう。皮膚科に治療にいって、脱毛するなど、おかしな話です。