2019-04-10
9歳女性患者様は、幼稚園の時に、アトピー性皮膚炎の治療で処方された抗ヒスタミン剤で、円形脱毛症を発症しました。さらに、円形脱毛症の治療のために受診した、東京の私立J大学病院で、ザイザルという抗ヒスタミン剤を投与され、どんどん悪化し、全頭脱毛に近い状態になってしまいました。さらに、受診した皮膚科クリニックで、また、抗ヒスタミン剤を投与され、ますます、悪化しました。これでは、たまらないと、当クリニックを探して来院されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1 を増やす治療を開始すると、産毛が生え始め、治療9ヵ月目には、明らかな改善が見られました(写真)。皮膚科治療では、円形脱毛症は、もともと、治らないので、抗ヒスタミン剤を処方して、悪くなっても、皮膚科の医師は、その薬のせいだと、気が付かないのでしょう。皮膚科治療で、多くの悲劇が生まれています。この治療は、回避しましょう。