2019-04-03
北陸地方在住の10代の女性患者様は、足の湿疹の治療で、かゆみ止めであるフェキソフェナジンを皮膚科で処方され、円形脱毛症を再発し、さらに悪化し、重症型の、蛇行性脱毛にまで進展しました。皮膚科の治療で、円形脱毛症が、著明に悪化して、困り果てて、当クリニックを受診されました。はじめは、カプサイシンが、1日4錠(本来は、6錠)しか飲めませんでしたが、休みの日には、6錠飲むようにしてもらうと、その1ヵ月で、明らかに改善しました(写真)。IGF-1を増やす治療には、知覚神経刺激が、その基本で、それに最も重要な物質が、カプサイシンです。適当量の食事の後に、服用して下さい。胃の痛みや熱感が出ても、胃は荒れませんので、ご心配いりません。鍼治療では痛み、そして、灸治療では熱さを感じるのと同じ意味があります。いずれの治療も、IGF-1 を増やして効果を出しているのです。