2019-02-25
20代の女性患者様は、名古屋Kクリニックを受診する10年前に円形脱毛症を発症しました。地元の総合病院皮膚科で治療するも治らず、耳鼻科で処方されたモンテルカストという脱毛する薬を服用して、円形脱毛症が悪化し、ほぼ全頭脱毛にまで、進展しました(写真)。IGF-1を増やす治療を開始すると、産毛が生え始め、治療7か月では、明らかな改善がみられています(写真)。この薬は、花粉症、風邪、そして気管支喘息の治療に、頻繁に使用されます。円形脱毛症に罹っている場合以外にも、既往がある人、また、家族に円形脱毛症がいる人も、かゆみ止めや痛み止めとともに、この薬を飲まないようにしましょう。近くの皮膚科や、大学病院の皮膚科まで行っても、治らない円形脱毛症が起こる可能性大です。後悔、先に立たずです。