2019-02-20
関東地方在住の10歳女子の患者様は、花粉症のアレルギー性鼻炎の治療で、タリオンを服用し、円形脱毛症を発症しました。おばあさまに、円形脱毛症に既往があり、この患者様も、円形脱毛症の素因をもっていました。皮膚科で、何の効果もないステロイドの塗り薬を出されましたが、治らないので、お母さまが心配されて、名古屋Kクリニックを受診されました。IGF-1を増やす治療を開始すると、2ヵ月で、産毛が、明らかに増えてきました(写真)。お母様も、毛が生えてきたことを気づいておられました。円形脱毛症の素因を持った、小さなお子様では、花粉症や風邪薬の治療に使用する抗ヒスタミン剤で起こります。しかし、誰に円形脱毛症の素因があるかは、わからない場合が多く、これからの季節、花粉症の症状だけを取る薬の使用は、控えましょう。安全な、抗アレルギー剤もありますので、それを使用して下さい。詳細は、当クリニックまで、お尋ね下さい。