2019-02-01
愛知県外在住の20代の男性患者様は、6年前に、生活環境の変化とパブロンを服用して、円形脱毛症を発症しました。大学病院の皮膚科などで治療を受けるも、効果なく、総合病院では、円形脱毛症の治療と称して、脱毛するフェキソフェナジンを投与され、とうとう、全身の毛が、すべて抜ける汎発性脱毛になってしまいました。困り果てて、名古屋Kクリニックを受診しました。カプサイシン、イソフラボンを含むサプリメント、タキシフォリン、そして80mg・日にセファランチンで、IGF-Iを増やす治療を開始すると、治療25日目に、写真にあるような、白い産毛が生えてきました。長期間の皮膚科治療が、無効などころか、むしろ悪化させて、体中のすべての毛を失うことになったのですから、治療早期で、産毛が生えてきたことを確認して、喜ばれていました。日本皮膚科学会の円形脱毛症診療ガイドラインに基づいた治療は、どこまで、円形脱毛症を悪化させるのでしょうか?!抗ヒスタミン剤が円形脱毛症を悪化させる症例は、随時、医薬品の副作用を受け付ける国の機構に届けてあります。