2019-01-30

遠隔診療で治療された円形脱毛症が完治！

東北地方在住の６０代男性患者様は、来院の8年前に円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療が無効で、良くなったり悪くなったりを繰り返していました。花粉症治療で、アレグラを処方されて悪化しました。皮膚科で、また、ドライアイス治療を受けられましたが、効果もなく、いやになって中止しました。名古屋Kクリニックを探して来院され、IGF-Iを増やす治療を開始して、順調に改善しました。この患者様は、気持ちをゆったりと持たれて、治療効果を肯定的に受け止められ、産毛が生えてくると喜ばれていました。治療3年7ヵ月で、セファランチンを中止し、サプリメントも半量に減量しても、再発せず、完治と判断されました（写真）。重症円形脱毛症は、皮膚科治療では、治らない難病です。患者さんによって重症度も異なるので、治るまでの時間は異なります。しかし、効果が出て喜ばれる患者さんの方が、効果が出ても、それを認めない患者さんよりも、早く治ります。前者では、プラシーボ効果が、後者では、その反対の、ノシーボ効果が出ているのでしょう。IGF-Iを増やす治療を受けることは、重症円形脱毛症の患者さんにとっては、一生に一度きりの治るチャンスです。