2019-01-08
10代女性患者様は、アトピー性皮膚炎の治療に、脱毛する抗ヒスタミン剤である、ザイザルという薬を処方され、中学進学を契機に、円形脱毛症を発症しました。もちろん、皮膚科治療は、無効で、むしろ、悪化する一方で、重症の蛇行性脱毛にまで進展しました(写真、治療前)。困り果てて、名古屋Kクリニックに来院され、カプサイシン、イソフラボンを含むサプリメント、タキシフォリン、そして1日150mgのセファランチンで、IGF-Iを増やす治療を開始しました。治療後、順調に改善し、最後に最も難治であった部位にも、毛が生え揃って、完治しました(写真、治療3年後)。世界中に、このような重症の蛇行性脱毛で、悩まれている患者さんは、多数いると思います。無効なばかりか、時に、悪化させる皮膚科治療や副作用の多い、結局、無効なステロイドパルス治療などは、避けて、IGF-Iを増やす治療を受けられることをお勧めします。完治までには、少し時間がかかることもありますが、一生のことを考えれば、特に、お子様の場合は、IGF-Iを増やして、治されることをお勧めします。