2018-12-10
関東地方から通院されている50代の女性患者様は、20年前に円形脱毛症を発症しました。その後、脱毛するパタノール点眼液やタリオンを投与され、蛇行性脱毛が、悪化し、全身の毛が抜ける、汎発性脱毛にまで進展しました。皮膚科で、ステロイドを注射されましたが、効果なく、困られて、名古屋Kクリニックに来院されました。低体温があるものの、カプサイシン、イソフラボンを含むサプリメント、タキシフォリン、、そして1日150mgのセファランチンで、IGF-Iを増やす治療を開始すると、1年後に、頭全体に、白い産毛が(写真)、そして、眉毛とまつ毛も生え、わきの下の毛や陰毛も生えてきました。頭も、まぶた、そして、わきの下も痒くなってきました。この痒みは、毛が生える兆候です。さすがに、痒いことは、訴えられていましたが、安心されたご様子でした。汎発性脱毛は、皮膚科治療では、治りません。無駄なステロイドパルスなどは、百害あって一利なしの治療法です。早く、やめましょう!