2018-12-05
20代男性の患者様は、円形脱毛症の治療を受けられていました。順調に改善していましたが、結膜炎になって、注意は喚起していたものの、つい、市販の目薬を、1日、2,3回、3日間使用しました。それは、サンテ抗菌新目薬で、脱毛成分であるクロルフェニラミンという抗ヒスタミン剤が配合されていました。使用して、すぐから、抜け毛が増え、円形脱毛症は、みるみる悪化して、使用後1年近くまで続きました(写真)。その後、やっと、治療に反応して産毛が生え始めました(写真)。せっかく良くなっても、ちょっとした不注意で、重大な結果を招きます。脱毛するかどうか、わからない場合は、当クリニックまで、お問合せ下さい。