2018-11-06
大阪地方から、通院されている20代女性患者様は、手術後の、おそらく痛み止めを服用されて、円形脱毛症を発症。発症後、短期間で、全身の毛を失う、最重症型の汎発性脱毛にまで、進展しました。お父さんとお兄さんに、円形脱毛症の既往がある、円形脱毛症の体質を持っているために、痛み止めで、全身の毛が抜けてしまったのでしょう。大阪市内の円形脱毛症の治療を専門とするというクリニックに行きましたが、全く治らず、困り果てて、名古屋Kクリニックに来院されました。カプサイシン、イソフラボンを含むサプリメント、タキシフォリン、そして大量のセファランチン(80~150mg・日)で、IGF-Iを増やす治療を行うと、強い頭皮の痒みが表われると同時に、みるみる産毛が生えてきました。治療1年5ヵ月後には、写真にあるように、ほぼ完治状態です。額の毛が、一部、まだ細いので、ウイッグをつけられていますが、もうとる準備をした方が、良いでしょう。汎発性脱毛の治癒としては、異例の速さです。