2018-10-29
これは、九州地方にお住まいで、来院と遠隔診療を、適宜織り交ぜながら治療を受けられている、汎発性脱毛の30代男性患者様の声です。来院される2年半前に、転職と同時に、円形脱毛症を発症しました。その後、近くの皮膚科から、地元の国立大学医学部附属病院の皮膚科まで受診され、あらゆる、しかし、ありきたりの治療を受けられましたが、全く効果はなく、結局悪化して、全身の毛が抜ける汎発性脱毛にまで、進展しました。名古屋Kクリニックを探されて、わざわざ自動車を運転されて来院され、カプサイシン、イソフラボン、タキシフォリン、、そして大量のセファランチン(150mg・日)により、IGF-Iを増やす治療を開始しました。初診時、35.8℃だった体温も、治療1年6ヵ月後には、36.6℃まで上昇し、眉毛と共に、頭部でも産毛が生えていた部分を中心に、黒い毛が生えてきました(写真)。この時に、言われたのが、この言葉です。一生懸命に治療を受けられており、時間はかかるかもしれませんが、治癒するでしょう。汎発性脱毛では、ほぼ完全に生え揃うには、3~4年はかかります。一生、生えないままの状態を続けるよりは、数年かかっても、生え揃う方が、患者さんにとっては、喜ばしいことでしょう。また、治療前の写真と治療1年6ヶ月後の写真を比べてみると、頭の大きさが小さくなっていることがわかります。これは、治療に伴い、頭皮の循環が良くなり、頭のむくみが取れるためです。