2018-10-27
九州地方在住の40代の女性患者様は、名古屋Kクリニックに診療を依頼される、3年半前に、生活環境の変化と痛み止めイブAの内服で、円形脱毛症を発症しました。カプサイシン、イソフラボンを含むサプリメント、タキシフォリン、そして、大量のセファランチン(80mg・日)で、治療1ヵ月後から、明らかに改善し始め、治療2ヵ月目で、さらなる改善が見られました(写真)。サプリメントとセファランチンの組み合わせでは、治療開始当初は、毛の生え変わりがない場合は、すぐに改善して行きます。しかし、治療に体が慣れてくると、効果が落ちることがあり、重症の円形脱毛症では、それを防ぐ意味で、セファランチンは、最大投与量の150mg・日が必要になります。この患者様も、セファランチンの最大量投与が、再発のない治療法になるでしょう。遠方にお住まいの方で、遠隔診療をご希望の方は、当クリニックまで、ご連絡下さい。