2018-10-24
10代の男性患者様は、8歳で、円形脱毛症を初発し、それは自然治癒したものの、その後に再発をきたしました。静岡県にある、円形脱毛症治療では、有名(?)な国立医科大学附属病院皮膚科で、いろいろな治療を受けましたが治らず、名古屋Kクリニックに来院されました。カプサイシン、イソフラボンを含むサプリメント、タキシフォリン、そして大量のセファランチン(150mg・日)で、IGF-Iを増やす治療を行うと、徐々に白い産毛が生え始め、次に、黒い産毛がはえ、さらに毛の生えている範囲も広がってゆき、治療後9ヵ月ごろには、頭皮の痒みが強くなるとともに、明らかな改善が見られました(写真)。眉毛も、少しずつ生えてきています。既存の皮膚科治療では、不治の汎発性脱毛も、IGF-Iを増やす治療では、改善する例が多く見られます。皮膚科での、ステロイドの注射や内服など、副作用のみ多く、効果が少ない治療は、やめてほしいものです。”百害あって、一利なし”です。