2018-10-03
関東地方在住の、40代の女性患者様は、2歳で、円形脱毛症を発症し、その後、良くなったり、悪くなったりを繰り返していましたが、乗り物酔いの薬(抗ヒスタミン剤入り)内服で、増悪し、蛇行性脱毛にまで悪化しました。皮膚科治療は、もちろん、無効でした。当クリニックを探して、来院され、IGF-Iを増やす治療を開始しました。その結果、治療4ヵ月目で、産毛が増えてきました(写真)。そして、患者様も驚いたように、次のようなメールを頂きました;7月に受けた健診で今まで引っかかっていた乳腺の判定がc判定→a判定に良くなっていたのがびっくりでした。昨日まで旅行に行ってましたが、いつもより元気に過ごせました。針の先生にも脈が沈んでいたのが浮いてきて良い状態になってきていますとのこと。IGF-Iは、免疫力を高めるので、癌を改善する可能性があり、また、疲れを取る作用もあります。そして、知覚神経を敏感にするので、経絡を改善すると考えられます。IGF-Iは、免疫力が落ちているときは、免疫を活性化し、円形脱毛症のような、過剰な免疫で起こる自己免疫疾患に対しては、自己免疫を抑制するという、免疫反応のアンバランスを修正するという、重要な作用を持っているために、このような作用が見られるのです。以前にも、IGF-Iを増やす治療で、マンモグラフィー検査が、正常になった女性患者様がいました。 。