2018-07-23
40代の女性患者様は、当クリニックに来院される3年前に、アトピー性皮膚炎の治療で、ジルテックとタリオンという脱毛するかゆみ止めを、皮膚科で処方され、3年間服用しました。そのうちに、抜け毛が増えて、円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療で治らずに、当クリニックに来院されました。カプサイシン、イソフラボン、タキシフォリン、および大量のセファランチンを用いて、IGF-Iを増やす治療を行うと、これらの痒み止めで、大量の毛が傷んでいたため、多くの毛が、新しい毛と生え変わるための、生え変わりが起きました。この間、患者様は、抜け毛が増えるので、不安になりますが、写真のように、治療2ヵ月から3ヵ月の間に、多くの産毛が一斉に生えてきて(治療3ヵ月後)、これを見て、患者様も安心されました。抗ヒスタミン剤は、これだけ、多くの毛を傷つけます。円形脱毛症の体質のある方は、この薬で、円形脱毛症を発症します。IGF-Iを増やす治療では、これらの傷んだ毛を、写真のような新しい産毛に生まれ変わらせます。