2024-03-23
これは、40代の汎発性脱毛の患者さんの治療1ヵ月目の声です。当クリニックに来院される10ヵ月前に円形脱毛症を再発し、皮膚科を受診すると、脱毛するデザレックスを投与され、円形脱毛症は、著明に悪化しました。内科からは、脱毛する降圧剤であるニフェジピンとシルニジピンを処方され、とうとう全身の脱毛が起こり、汎発性脱毛となりました。これはたまらないと当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療1ヵ月後に、眉毛と白い産毛が生えてきました。この時に、産毛が生えてくることを確認して、このように言われました。内科医も皮膚科医も、薬とIGF-1 の関係を知りません。脱毛する降圧剤は、知覚神経を鈍感にする、つまりIGF-1を下げることが報告されています。知らずに、この薬を飲んでいる患者さんも多いでしょう。本当に、IGF-1を減らす薬は怖いです!