2024-01-05
20代の女性患者さんは、病院で出されたポララミンなどの脱毛する抗ヒスタミン剤で円形脱毛症を発症し、皮膚科を受診しましたが、また、抗ヒスタミン剤を出されて、円形脱毛症は悪化して、蛇行性脱毛になりました(写真、治療前)。当クリニックに来院され、IGF-1を増やす治療を行い、改善して、治療5年を過ぎたころから治癒し、セファランチンやサプリメントを中止しても、再発せずに、完治しました(写真、完治時)。この時に、以下のようなお手紙を、患者さんのお母様から頂きました。”今日 完治 という文字の診療結果を見てどれだけこの言葉を待ち望んでいたことでしょうか。幼少期から患い高校生という思春期にひどくなり、病院にかかっても治らず、わらをもすがる思いで先生の病院にお世話になりました。(中略)女の子という事もあって髪の毛がないというのは辛く苦しいものだったと思います。その頃は笑顔もあまりありませんでした。(中略)それから治療に励み産毛が出てきた時は本当に嬉しかったことは忘れもしません。脱毛の円が少しずつ小さくなっていくのを見るのはとても嬉しいものでした。娘の笑顔もよく出るようになり、楽しそうに髪型を変えたりしているのを見ると本当によかったと心より感謝しております。ありがとうございました。” 新年になり、そして完治して、おめでたい年になりました。治療に真摯に取り組まれた結果です。