名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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2022-01-17

患者様の声:”脱毛の原因がわかってよかった!”

40代の男性患者様は、当クリニックに来院される6ヵ月前の、円形脱毛症がもっとも起こりやすい6月初旬に円形脱毛症を発症しました。家族歴はありませんでした。思い当たる原因もなく、名古屋市内の某市民病院皮膚科で治療を受けていましたが、悪化する一方で、市立大学病院の皮膚科に紹介すると言われましたが、これを拒否し、当クリニックに来院されました。来院時は、全頭脱毛から汎発性脱毛に移行する状態でした(写真)。円形脱毛症を発症したころに、職場でのストレスがあったそうですが、そのようなストレスですべての毛が抜けるほどになるとは不思議だったでしょう。皮膚科医も不思議がったのでしょうか?治らないので、あまり興味はなかったでしょう。よくよく話を聞くと、脱毛する目薬を花粉症の季節である3月から5月いっぱいまで使っていました。パタノール点眼液です。こわい目薬です。ストレスと、この目薬で脱毛したことがわかっただけでも、ほっとして、このように言われました。これまでに、健康診断で、ずっと肝機能障害を指摘されていたそうですが、お酒も普通程度にしか飲まず、その原因は不明でした。ウイルス性肝炎なら、診断はついていたでしょうが、原因不明の肝障害でした。最近、当クリニックでは、肝障害を改善するウルソという薬を脱毛症治療に使用を開始しました。漢方薬の”熊の胆”や”牛黄”、それぞれ、熊の胆のうと牛の胆石ですが、いろいろな健康効果を持つことが知られていました。牛黄は、”救心”や”樋屋奇応丸”にも使われて、それぞれ、心機能を改善したり、子供の鎮静に効果があり、これらはIGF-1の効果と同じでした。もともと胆汁酸には、IGF-1を増やす作用があるので、胆汁酸そのものであるウルソや、牛黄には、IGF-1を増やす作用が期待されます。さらに、ウルソは、自己免疫により起こる肝障害を改善することも知られています。このような背景から、牛黄やウルソを脱毛症の治療に、特に円形脱毛症の治療に使用し始めたのですが、この患者様の場合も、円形脱毛症と同じ自己免疫疾患である肝障害がある可能性もあり、ウルソを併用しました。副作用もなく、食欲を抑制して、体重減少効果もあります。安価であり、新たな脱毛症治療薬として期待されます。市販のウルソもありますが、少量の胆汁酸しか入っていませんので、効果も小さいでしょう。円形脱毛症 名医