2019-05-13
東京都在住の20代の男性患者様は、12年前に円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療で、アレグラを処方され、この薬のために、全頭脱毛にまで、悪化しました。その後、ステロイドの内服で、いったん、毛が生えたものの、ステロイド減量で、再び悪化しました(当たり前です、百害あって一利なしの、無駄な治療です)。円形脱毛症診療ガイドラインを作成した医師を頼りに、東京医大で、かぶれ治療を受けましたが、効果なく、当クリニックに来院されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1 を増やす治療を開始すると、傷んだ毛が、新しい毛に生え変わる、毛の生え変わりを経て、治療2ヵ月目から、産毛が生えてきて、治療3か月目には、さらに増えてきました(写真)。円形脱毛症診療ガイドラインの治療では、円形脱毛症が治らないとは、全くおかしな話です。