2019-02-13
30代の女性患者様は、10年前に円形脱毛症を初発しました。もともと低体温もあり、皮膚科治療が無効で、良くなったり、悪くなったりを繰り返していました。しかし、皮膚科で、脱毛薬フェキソフェナジンを投与され、一気に悪化し、蛇行性脱毛にまで進展しました。困り果てて、当クリニックに来院され、IGF-Iを増やす治療を開始しました。大量のフェキソフェナジンを使用され、また、低体温であったので、治療効果が出にくかったのですが、治療9ヵ月目で、産毛が広い範囲に生えてきました(写真)。皮膚科に治療に行って、かえって悪化した円形脱毛症が、なんと多いことでしょう。産毛が生えてきたのを見られて、この患者様も、安心されていたようです。長い年月治らない円形脱毛症の治療は、当クリニックまで、ご相談下さい。