2018-12-15

IGF-Iを増やす治療では、カプサイシンが治療効果の基本です！

６０代女性患者様は、もう１１年間女性型脱毛症の治療を受けておられました。そろそろサプリメントの摂取量を減らしたいと思われ、カプサイシンのみを４錠・日から、２錠・日に減らしてみました。その３ヵ月後、明らかに、頭頂部の薄毛が悪化しました（写真）。再度、カプサイシンを４錠・日に増やすと、再び改善してきました（写真）。知覚神経を刺激すると、IGF-Iが増えます。カプサイシンが、知覚神経を刺激し、イソフラボン、タキシフォリン、そしてセファランチンは、その刺激効果を高める作用があります。したがって、カプサイシンを飲んではじめて、他のサプリメントや薬の効果が出てくることになります。脱毛症が改善してくると、やはり、飲みにくいカプサイシンを飲まないことが多くなり、抜け毛が増え、円形脱毛症では、ひどい再発につながります。できるだけ、カプサイシンは、規定量を飲んで下さい。