2018-09-05
県外から、通院中の3歳女子の患者様は、近所のお医者さんで、長期にわたって、抗ヒスタミン剤を投与され、幼稚園の進級に伴う環境変化と相まって、円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療が無効で、当クリニックを受診されました。まだ、カプサイシンなどのカプセルが飲めないので、タキシフォリンと大量のセファランチン(150mg・日)で、IGF-Iを増やす治療を開始すると、近所のお医者さんで出された、抗ヒスタミン剤で傷んだ毛が、生え変わりのために、大量に抜けましたが(治療5ヵ月後)、その後の3ヵ月で、副作用もなく、順調に、産毛が増えてきました(治療8ヵ月後)。ご両親も、ほっとされているご様子でした。小さなお子様は、カプサイシンを飲まなくても、タキシフォリン、とセファランチンで生えてくる場合が多く、おそらく、体の中に、カプサイシンのような知覚神経を刺激する物質が、たくさんあるか、または、知覚神経が敏感なのでしょう。小さなお子様の円形脱毛症で、お悩みの親御さんは、当クリニックにご相談下さい。、